こんにちは。
刈谷市の呼吸器内科・アレルギー科の野田町メディカルクリニック 院長 菅沼です。
花粉症と咳、ぜんそくの関係についてお話します。
花粉症は春先のスギ、ヒノキが代表的ですが最近は秋の花粉症であるブタクサ、ヨモギの花粉症も増えています。3月~10月に症状の出るイネ科の花粉症も増えています。
実は、花粉症と咳、ぜんそくには大きな関係があります。
花粉症もぜんそくも、同じ「アレルギー症状」です。
花粉が目や鼻の粘膜を刺激すると、目のかゆみや鼻水・くしゃみがでます。
喉や気管支を刺激すると、せきが出ます。
実際、花粉症の方の3割に気管支喘息があります。
気管支喘息の方の7割が、花粉症を発症しています。
ただ、それぞれ治療法が異なるため、花粉症と気管支喘息、両方の治療が大切です。